ターンオーバーについて
こんにちは!SHIBUYA整骨院です!
本日はターンオーバーについてお話します!
ターンオーバーとは「お肌の新陳代謝」のこと。古い細胞が新しい細胞に押されて皮膚の表面にまで上がり、最終的に自然にはがれ落ちるサイクルのことなのです。つまり、肌が新しく生まれ変わるサイクルのことです。
肌は大きく「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層で成り立っており、皮膚のターンオーバーが起きているのは肌表面にある「表皮」の部分です。 表皮は、さらに外側から「角層」「顆粒(かりゅう)層」「有棘(ゆうきょく)層」「基底層」の4つの層に分けられます。
皮膚のターンオーバーのプロセスは下記の通りです。
表皮の一番内側の基底層で新しい細胞が生まれる。
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新しく生まれた細胞が分裂しつつ徐々に角層に向かっていく。
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新しい細胞が角層に向かっていく過程で、古い細胞が押し上げられていく。
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古い細胞が角層に達し、剥がれ落ちる。
ターンオーバーには周期があり、20代の健康な方であれば作られた皮膚がはがれ落ちるまで約28日かかると言われています。しかし加齢によってターンオーバーにかかる日数は伸びていきます。
また、ターンオーバーの速度が低下すると、なかなか皮膚が生まれ変わらないので、シミやそばかすができやすくなります。ちなみに、新陳代謝という面ではターンオーバーは肌以外にも筋肉や赤血球でも起こっています。日数はそれぞれ異なり、筋肉は約180日、赤血球は約120日と言われています。
ターンオーバーが乱れると、どのような問題が起こるのでしょうか。シミやニキビ跡の原因となるメラニンも、ターンオーバーが遅くなると排出されずに、古い細胞とともに蓄積されます。これが繰り返されると、色素沈着が起こり、シミやニキビ跡の原因になります。
はがれ落ちるべき皮膚が角質層に蓄積することで、くすみの原因となります。ターンオーバーが乱れることで肌の透明感も失われます。角質層が厚い肌は光を反射しづらく、老けた印象に繋がっていきます。
ターンオーバーが遅くなる原因は老化だけではありません。ターンオーバーの乱れは、年齢は関係なく10代や20代の方でも起こります。ターンオーバーが乱れる原因は、主に生活習慣の乱れ、不適切なスキンケア、紫外線や乾燥の3つが挙げられます。
お肌のターンオーバーは、いくつもの原因によって乱れます。洗顔やクレンジング、睡眠や紫外線、乾燥など原因を挙げたらキリがありません。常日頃からしっかりとお肌のケアをして、ターンオーバーを正常化させることが大切です。